三菱自動車は、プラグインハイブリッド車「アウトランダーPHEV」の一部の機能が、スマートフォンで外部から操作される恐れがあるとして、所有者に注意喚起を始めた。
国内の市販車でハッキングによる侵入の可能性が指摘されたのは初めて。
三菱自によると、今月1日、英国の情報セキュリティー会社の指摘で判明した。侵入の可能性があるのは、同車種のうち、車外からスマホで空調やヘッドライトなどを操作できるオプションを導入した車。車から発信される公衆無線LAN「Wi―Fi」を使って、スマホを接続するため、接続パスワードを解除すれば、第三者がエアコンを入れたり、盗難防止アラームを解除したりできる恐れがあると指摘されたという。